2.ウィンドウとフルスクリーン


 LGPではモニターの画面いっぱいに画像を表示する「フルスクリーン画面表示」と、他のWindowsアプリケーションと同様にウインドウとして表示する「ウィンドウ画面表示」の2つの表示方法をサポートします。
 どちらの表示方法を使用するのかは開発者の判断に委ねられます。それぞれの表示方法には優位点と弱点が存在するので判断の際には注意してください。
 まず、ウィンドウ画面表示は他のWindowsアプリケーションのウィンドウと画面を共有しているため、使用する画面のカラーモードなどで自由度がなくなります。また、他のウィンドウの表示も逐次行っているため、グラッフィックボードの持つ性能を引き出すことが出来ません。
 これに対して、フルスクリーン画面表示は画面全体を占有するためカラーモードを含め、グラッフィ区ボードの持つ性能を充分に引き出すことが出来ます。ただし、LGPで開発したフルスクリーン画面表示のアプリケーションは、画面全体を占有するため同アプリケーションが終了するまで他のアプリケーションを操作することが出来ません。