3.フェース/メッシュ/フレーム

『フェース』
3D画像を表現する為の最小単位となる三角形の平面を「フェース」と呼びます。
フェースは、3つの頂点を順番に繋げて定義します。フェースには表裏があり、3つの点が右回りに繋がって見える方向が表となります。LGPは通常表も裏も描画しますが、裏向きのフェースを描画させないことも出来ます。例えば箱を描画する場合、箱の裏側は見えないので描画をする必要がありません。描画しなくてもいいものをあえて描画することは時間の無駄でしかないので、裏向きのフェースを描画させない指定が便利になります。




『メッシュ』
複数のフェースを組合わせてできた物体の単位を「メッシュ」と呼びます。
例えば下図のような四角い箱は、複数のフェースを組合わせて表現しています。





3D空間にメッシュを配置することで画像を作ります。なお メッシュは物体を定義するものであり、3D空間上に同じ物体を複数配置する場合もメッシュの定義は1つだけでいいです。


『フレーム』
メッシュの説明で3D空間にメッシュを配置することで画像を作ると書きましたが、この配置する場所を「フレーム」と呼びます。
このフレームという器の上にメッシュを並べるのです。
フレームには他に重要な使い方がありますが、それは後の章に書きます。