[固定小数点] (4/28)
固定小数点定数は小数点以下の数値を定義するものです。整数部 -32768〜32767、小数部 2-16(1.5e−5)の数値を表現できます。
実際には整数定数を利用し 小数点を含む数値を216倍(=65536)して指定するだけです。
整数を固定小数点表現にするには216倍、固定小数点表現を整数にするには216で割ってください。SINやCOSなどの一部数値関数で使用します。 マニュアルの中では「 float 」で示します。
例をあげると、「0.0」は「0」、と「1.0」は「65536」、「1.5」は「98304」、「0.1」は「6553」と指定します。
注意してほしい事に誤差があります。例えば「1.0」を10で割った後10を掛ければ「1.0」に戻るべきですが、「1.0」の固定小数点定数表現「65536」を10で割ると「6553」となり、これに10を掛けると「65530」となり固定小数点定数表現でー6となります。