Chapter3. ステートメント
3.2 標準関数
関数名
F@READS
機能
F@OPEN
で開いたファイルから文字列を読み込む。
書式
F@READS(
fn
)
《パラメーター》
fn
int。F@OPEN 関数で取得したファイル番号。
戻り値
char。読み込んだ文字列が戻る。
全てのファイルをデータを読み終わった場合は NULL(文字列長 0 の文字列)が戻る。
解説
ファイル内の文字列とは「データ、CR、LF、データ、CR、LF…」というように、CR、LF 記号(数字で 11、10)(¶13、10)で区切られたデータのまとまりを示す。例えばテキストファイル内の文章の改行がこの CR、LF 記号で表現されている。
用例
存在する「C:TEST.TXT」ファイルを読み込み専用で開き先頭から1行の文字列を読み込む。
FH = F@OPEN( "C:TEST.TXT" , 0 ) A$=F@READS( FH ) F@CLOSE( FH )