Chapter3. ステートメント


3.2 標準関数

関数名
REDIM
機能
動的に配列を確保する。
書式
REDIM(要素数)
《パラメーター》
要素数 int。¶1〜。
戻り値 int。取得した配列。
解説
配列のサイズを事前に決定できない場合に使用する。但し、DIM ステートメントによる配列と比べ使用に制限があるので注意すること。
注意点  確保した配列の要素は、「[ ]」で囲んで指定する(DIMで確保した配列は「( )」で囲む)ので注意のこと。
 配列使用時の要素の指定は、0 から始まる値で指定する。例えば 10個の要素を確保した場合、要素の指定は 0〜9 の範囲で行う。
 なお、REDIM で確保した配列は、使用後に REDIMFREE 関数で解放する必要がある。
用例
要素を 10個もつの数値配列を動的に確保し、各領域に 1〜10 の値を入れる。そして、5番目、7番目の要素を足した結果を表示する。その後領域を解放する。
CH = G@SETUP( 640 , 480 , 8 , 1 )
G@CHRCLEAR( CH )
D = REDIM( 10 )

FOR I = 0 TO 9
 D[ I ] = I + 1
NEXT

G@PRINT( CH , 0 , 0 , STR( D[ 4 ] + D[ 6 ] ))

REDIMFREE( D )

LOOP ; G@FLIP( ) ; ENDLOOP