Chapter5. 解説


5.3 キャラクタのコピー

キャラクター
 2D画面を構築している画像。LGP では、それを特にキャラクターと呼ぶ。
 
キャラクターのコピー
 2D処理の基本はコピーです。画面を構築するには、他の画像の全体又は一部分を画面にコピーをする事で行う。
 コピー元及びコピー先は G@SETUP 関数/ G@CHRMAKE 関数/ G@CHRLOAD 関数等で生成したキャラクターを示し、同関数で取得したキャラクター番号で複数のキャラクターを識別する。
 コピー元とコピー先の矩形領域の指定は、キャラクター番号の示す画像の矩形の、左上と右下の座標で示す。

 G@SETUP 関数/ G@CHRMAKE 関数/ G@CHRLOAD 関数等で生成したキャラクターの矩形は、同画像の最大矩形となっているので、必要によって G@CHRRECT 関数で矩形を変更する。
 後は、G@CHRCOPY 関数/ G@CHRCOPYF 関数でコピーを行うというのが一連の操作となる。
 ここで、コピー元とコピー先に同じサイズの矩形を指定した場合には通常のコピーとなりますが、コピー元とコピー先に異なるサイズの矩形を指定すると、コピー元の画像が、コピー先の矩形サイズに調整する。これを上手く使えば、キャラクタの拡大/縮小などに利用できる。