Chapter2. 文法


2.6 変数

 変数はユーザプログラムの実行で変化してゆく値を入れておく箱のようなものです。
 変数には整数変数、文字変数があり、それぞれ整数定数、文字定数を入れておくものです。
 先頭が英字で始まる文字列(文字列の長さには制限はありません)を変数名称として使用します。
 なお、変数はC言語のような宣言をする必要はありません。
@ 整数変数
 整数変数は整数値を入れておくもので、-2,147,483,648〜2,147,483,647 までの整数値です。初期値には 0 が入っています。
A 実数変数
 整数変数は整数値を入れておくもので、±3.4E±38 (7桁有効)を表現します。初期値には 0 が入っています。整数変数と区別するために変数名の後にシャープ記号「#」を付けて指定します。
B 文字変数
 文字変数は文字列を入れておくものです。整数変数と区別するために変数名の後にドル記号「$」を付けて指定します。(文字変数にいれる文字列の長さには制限はありません)
 初期値には文字が入っていません。