Chapter4. 拡張関数


4.6 3Dグラフィックス関数

関数名
G3@CAMERASETDOF
機能
被写界深度を設定する。
書式
G3@CAMERASETDOF( f , d , min , max )
《パラメーター》
ffloat。焦点距離。ピントがあうカメラ(視点)からの距離を指定する(0〜)
d float。被写界深度。焦点距離を中心としてピントがあう範囲を指定する。(0〜)
min float。ピントがもっともあう位置でのブレ具合を指定する(0〜1.0)
0を指定するとピントがもっともあう状態となる
max float。ピントがもっともあっていない位置でのブレ具合を指定する(0〜1.0)
1.0を指定するとピントがもっともあていない状態となる
被写界深度をオフにするには0を指定する
解説
被写界深度を設定する。被写界深度とはピントがあっているように見える範囲の事です。指定したキャラクタにだけピントをあわせ、それ以外をぼかしたいときに使用する。
fにはピントがあうカメラ(視点)からの距離を指定し、fを中心にピントがあっているようにみえる範囲dを指定する。範囲dはfに近いほどピントがあい、fから離れるほどピントがぼやける。この間は線形補完で滑らかに変化する。
通常min=0.0、max=1.0を指定するが、もっともピントがあっている位置も少しぼかしをかけたい場合は、minに0以上を指定する。またもっともピントがあっていないところのぼけ具合を緩めたい場合はmaxに1.0以下を指定する。
被写界深度をオフにするにはmax=0を指定する


用例
カメラから12.0の距離を中心に前後2.0の範囲にピントを合わせる。
G3@CAMERASETDOF( 12.0 , 2.0 , 0 , 1.0 )