Chapter4. 拡張関数


4.6 3Dグラフィックス関数

関数名
G3@LIGHTSETUMBRA
機能
スポット光源の明部と暗影部の角度を指定する。
書式
G3@LIGHTSETUMBRA(Light, theta , phi)
《パラメーター》
Lightint。光源の番号。
thetafloat。明部の角度。0〜360.0。初期値:30
phi float。暗影部の角度。0〜360.0。初期値:40
解説
スポット光源は光源の方向に向けて円錐状の光をあてる(スポットライトで有効である)。円錐には、中央の明るい部分(明部)と周囲の薄暗い部分(暗影部)のパラメータがある。
中央の明るい部分(明部)はポイント光源と同じ働きをし、周囲の薄暗い部分(暗影部)は、その周辺の暗い影とマージされる。
本関数で周囲の薄暗い部分(暗影部)の角度を指定する。
明部の角度は暗影部の角度よりも小さいか等しくなくてはならない。大きい場合には、暗影部は明部と同じ角度になる。

用例
スポット光源LDの明部の角度を20度、暗影部の角度を60にする。
FD=G3@FRMLOAD("sample.x")
LD=G3@LIGHTMAKE( 2 , 0 , 1.0 , 1.0 )
G3@ADD( LD , FD )
G3@LIGHTSETUMBRA( LD , 20 , 60 )